『永い後日談のネクロニカ』を舞台としたゲームブック企画です。
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ボクは『ひきがねコート』。
この終わった世界に目覚めた心のあるアンデッド……。
平たく言えばゾンビだね。
心あるボクらはサヴァントとかドールと言うらしいけど。
体はゾンビと変わりはしない。
皮肉なことに世界を終わらせた戦争は未だ続行中。
射撃戦と狙撃に特化したボクも、
相方といっしょに戦っては逃げ込んで心癒す日々。
もう死んでるから、戦友が死ぬ心配はないんだけど。
バラバラにされちゃ動けない。
前線を任せてる相方は今まさにそんな状態。
修復するにはパーツが必要。
だから……ま、単独行動でこうして、
適当なアンデッド兵が群れてるところに来たわけだ。
こういう場所には、
たいてい彼らを修復するための予備パーツが眠ってるからね。
相方には少し休んでもらって……
何とか単独ミッションをこなすとしよう。
で。
重量級のブッチャー型アンデッド兵が守ってた、
シェルターの扉にたどり着いたわけなんだけど。
うーん、パスコードじゃなくて扉の左右に大型スイッチか。
随分単純な構造だね。
下級のアンデッドでも出入りできるようにってことかな。
けど弱ったな……生け捕りは無理だったし、
開く時には交代要員がぞろぞろ出て来るはずだ。
右か左、どちらかのスイッチを押せばいんだろうけど……。
右を押そうか。
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