NovelAIのキャラ固定で作ってみたキャラに設定乗せしたものです。
神関連のキャラが続いたので、今回は普通に人間。
■サワーラット
オリジン:プロフェッショナル
アデプト:アサシン/テクニカ
「シロアリで崩れる家もあれば、ネズミに齧られて崩れる家だってある。そのネズミが爆弾を持ち込めたら、もっと確実でしょ。ぼくがやってるのは、そーゆーやり方なんだよ。ストイックに鍛えて戦うだけが、やっつけ方じゃないんってコト。どんなに強くたって、家ごと爆破されたり燃やされて平気って人は少ないと思うなー」
迷宮区の空きスペースに勝手に住み着いている少年。
HNは「下水ネズミ」の意。いくらか自虐的な、彼なりに自身の状況を一言で表した名前だ。
相当の技術力の持ち主であり、その住居も一年ばかりをかけて工房として機能するものになっている。
元は港湾区の武装警備会社の少年兵士。所属組織は港湾区によくある「自称警備会社」であり、実態はギャング団に等しい。彼らの沿岸海賊行為により、日本国から徴兵(拉致)されて堕天特区へ。脱走したが、本土でも劣悪な家庭環境だったため故郷に戻ろうともせず地下に潜伏している。
元から育児放棄と虐待を受けていたため、技術獲得に熱心。「警備会社」でも積極的に戦闘技術と武器技術を習得し、さらに地下生活の中で一人前以上の戦闘技術と工作能力を獲得するに至っている。
とはいえ何分にもカネがないため、生活環境の維持で精一杯な状況だ。
●戦闘スタイル
「顔を突き合わせてヨーイドンで戦うなんて、バッカじゃない? どんなに強くたって負ける可能性もあるでしょ? 危険は準備の時だけで十分だよ。敵に捕まったら何されるかわかんないけど、準備――それも爆弾での失敗なら、自己責任で跡形もなくキレイに吹っ飛ぶだけ。痛みを感じるヒマもないよ。まあ、ご近所さんには迷惑かけちゃうかもだけどねー」
整備や弾丸がもったいないという理由で、技術者ながら銃の類は使わない。戦闘手段は簡単なナイフだけ。
とはいえ、彼のハンターとしての真価は戦闘力ではない。
迷宮区在住という、公的立場の一切ない身を利用して最もダーティーな……爆破工作系ハンターとして活動中。表立っては堕天特区でも許されない行為だが、それゆえの需要もあるのだ。
小柄な体を活かして下水や通気口から、標的の拠点に侵入。直接破壊できるものは直接破壊。自作したハンドグレネード、《インナーボム》仕込みの様々なアイテムを使って爆破する。
情報分野でも最低限の技術力を持つため、データを盗み出すことにも長ける。
爆破や放火は建物破壊に限らず、陽動にも便利だ。情報を盗み出す際、時限式の爆破によって警備の目を向けさせることも多い。相手の戦闘力が低ければ、自ら暗殺者となる場合もある。
●ハンター活動
「今まで爆破で事故ってなくて、強い人たちに始末されなくて、一応程度には安定して……うん、こう考えると、ぼくって運がいいよね。まあ気を抜いたら、いつでも吹っ飛ぶ程度の運だけどさ」
一応はハンターに分類される人物ながら、ハンターショップやハンターサイトには接触していない。迷宮区の様々な組織幹部と個人的に(多くは性的な)縁を結び、依頼を出してもらっている。
劉家、退廃宮、夜会墓所、奈落港その他様々な組織幹部と関係があり、様々な破壊工作を請け負っている。サワーラットは危険思想の持ち主ではないが、テロリストの下請け実行犯となることもあるだろう。もっとも、彼の人脈は打算的な組織ばかりだ。複数組織でそれなりの立場を築いた彼を裏切ることは、どの組織にとっても信用を損なう行為となるだろう。
サワーラットは対人関係に強いわけではないのだが、誰が相手でも物おじせず、距離感を気にしない。自身にも世界にも軽い絶望を抱えるがゆえに、人生そのものに半ば自暴自棄なのだ。
爆弾の作成を得意とするのも、そうした自己否定の精神性ゆえだろう。こういった点は末端よりも、各組織の幹部格に気に入られやすい。おかげで思わぬ大物と伝手を作り、今の安定した立場を築けている。
性欲がそれなりに強い一方で、恋愛感情や依存心も薄い。割り切ったセックスができるため、迷宮区の顔役には彼と肉体関係を持つ者が少なくないという。
さらに最近は爆弾製造の腕が認められつつあり、密造手榴弾の開発元としての立場も固めつつある。
地下工房にこもって手榴弾を作っていくだけでよい……のだが、一方で多数の爆発物が堕天特区に出回る状況について、彼自身も危惧を抱いている。誰が使うかわからず、コネある組織の敵が用いるかもしれない。そうなれば、彼の立場も一気に危ういものとなるだろう。
完全に特定組織の保護下に入ればいいのだが、既に築いた複数組織との関係性が、彼からそうした選択肢を奪っているのだ。
●地下工房
「清潔感には気をつけてるよ。それだけで、ここら(迷宮区)の偉い人たちは一目置いてくれるし」
人外の多い迷宮区で、幼い少年が一人暮らすには相応の覚悟と環境が必要だ。
サワーラットの地下工房は報酬の大半がつぎ込まれており、今やかなり豪勢なものだ。浄化された下水を引いて、水道も得ている。迷宮区において、トイレとシャワーをしっかり完備した個人住居は希少である。
窓がわりに夜空を映すモニターもあり、閉塞感も少ない。
日本にいた頃から子供らしい生活をできておらず、文字通り独り立ちした今では甘味やゲームにも、それなりのクレジットを消費している。地上に出て活動する際には、年齢相応の舌ゆえ酒場などには行かず甘味処に向かう。辛いものも苦手。
もっとも、金銭的余裕があるわけではないので、平時は無料で手に入るチューブ入りペーストが主食だ。
●セッションへの活用
・人脈としては「荒事屋」が適任。当人が戦わずとも、手製の爆弾を受け取ってきたことにすればいい。たとえ当人が来ても、することは同じだ。
・PCが【ハンドグレネード】や【ロケットランチャー】などの禁制品を必要とするなら、重要なコネクションとなる。とはいえ、彼の活動はおおっぴらではないし、居場所を知る者も限られる。
・PCが迷宮区で活動中、偶然にもサワーラットの地下工房に入り込んでしまうかもしれない。偶然に出会った彼の信用を勝ち取り、その拠点の秘密をしっかりと守れば人脈にできるだろう。
・サワーラットは誰かに依頼を出すようなクレジットを持たないが、依頼へのヘルプという形で組む可能性はある。迷宮区の組織において、彼と同程度に重宝されているPCなら一時的な相棒として彼を迎える機会もあるだろう。
・彼が思わぬ爆破事件の容疑者となる可能性もある。特に彼と親密な迷宮区組織に対して爆破が行われれば、彼の立場は面倒なものとなるだろう。PCは彼の捕縛を依頼されるか、あるいは彼から真犯人の捕縛を依頼されるかもしれない。
・外部から爆発物を持ち込む者、横流しする者は、サワーラットを商売敵として問題視するかもしれない。彼らは賞金をかけて刺客を送りだしたり、自身の悪事を彼になすりつけるかもしれない。
・地下に棲む孤独な技術者サワーラットだが、彼自身が今の立場を理想としているわけではない。その過去ゆえ平凡で愛情にあふれた居場所を求めてもいる。交流を深めていけば、PCは彼を地上に連れ出し、安住の地となってやれるかもしれない。
・PCが警備中の建物、潜入中の建物、捕まった建物などにサワーラットが(別の依頼を受けて)破壊工作を行う。PCも敵も大いに混乱し、大騒ぎになるだろう。
●戦闘データ
属性:人
レベル:4
プライド:8
武器
ナイフ(ゼロ/「気絶」2)
パワー
《爆破》(スペル)ショートレンジの対象すべてに[1D6]点の「気絶」ダメージ(制圧)を与える。戦闘音が発生する。このパワーはセッション開始から経過した3時間ごとに1回追加で使用できる。
《破壊工作》(スペル)《爆破》の使用回数を1回減らす。セッション開始から立ち入ったか触れたオブジェクト1つに[2D6]ダメージ(制圧)を与える。







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