いくらかの下級アンデッドと罠をかいくぐり。
奥の扉を開く!
そこは……まさに死体の山だった。
おそらくシェルターにこもった人間がそのまま死んで……
ううん、ガスか何かで殺されたのかな?
そしてアンデッドの材料用に保存されてるわけか。
これなら相方、オートマトンの損傷も修復できそうだね。
目当てのものだ。
うん。
喜ぶべきなんだろう。
でも、この光景は……あまり、気分のいいものじゃない。
適当な、女性の死体を担いでいこうかと思った時。
多数の死体が動き出して立ち上がり。
一人の少女の声が響いた。
「だっ、誰ですの!
この私の宮廷を乱す方は、ゆっ、許しませんわよっ!」
その声に対し、ボクは咄嗟に……。
【狙撃ライフル】で声の主を撃つ。