はい、このNPCデータ、クリーチャーデータ、見取り図で終了です。
キャラシートもありますが、すみません掲載忘れてました。
また後日、覚えてたらオンセ用のはルール編かチャート編に貼ります。
しかしコピペして装飾しながらざっと見てましたが。
今なら1日を厳密にしてターンを作り、PCごとの行動を厳密化したでしょうね。そのへん実に適当で、メイドRPGと同時代の作品だなぁと懐かしくなります。
あと、ヒロインらを見ていて、
まだヤンデレとかって文化がなかった時代だなぁと懐かしくなったり。
このゲームもいずれ、今風にいじって各キャラに絵とか入れてやりたいですね。
(そう言って十年以上の時が既に流れたわけですが!)
ともあれ最後、NPCデータ編です。
<無貌の神/邪神、あるいは住人たち>
彼らは正体が明らかとなった際や、火急の場合は能力発現を発生させる。これによってアクションを主とした判定で、発現内容の演出を行えば、()内のボーナスを得ることができる。このボーナスはラブによるボーナスに追加される。
真名の横に書かれた()内は別章『アーカム計画』における、クリーチャーとしての解説項目。正体が神話的存在のNPCは、状況によってその正体を表すだろう。
また、Aはアクション、Rはリサーチ、Dはドラマ、Cはコメディーの略である。
14号室:阿倍法子(あべ・のりこ)
真名:アブホース(63)
立場:ミスカトニック大学、学生
性別:女 外見年齢:17
A/2D R/3D
D/5D C/4D
能力発現:生命の誕生(+5)
属性:猫、猫耳、おっとり、奔放
多数の猫と共に部屋で暮らすおっとりした日本人留学生。猫っぽいトンガリのついた毛糸の帽子を愛用し、やや無防備な服装が多い。『にゃる』と同じくらい、恋愛については積極的で、異性同性を問わず、部屋に迎え入れること多数。おっとりした様子でいながら皮肉屋で、見かけ以上に大人っぽい言動をとるが、恋愛には依存的。常に精神的肉体的パートナーを求める。博愛主義的に多くの相手を同時に受け入れるため、恋愛関係のトラブルを引き起こすことが多い。一説には、恋人ができる度に、部屋の中の猫の数は増えているとか。
「あら? 猫は嫌いだったかしら~?」
「……どういうことか、説明いただけます?」
「あらあら、また猫が増えちゃいますね~」
15号室:諏訪灯火(すわ・とうか)
真名:ツァトウグァ(54)
立場:アーカム女学校高等部教師(保健医)
性別:女 外見年齢:27
A/4D R/3D
D/4D C/2D
能力発現:肉体変形(+5)
属性:メガネ、女教師、巨乳、マイペース
白衣に身を包んだ、どこかのんびりした雰囲気の漂う日本人女保健医。やや栗色がかった髪を肩で切りそろえ、メガネをつけた、温かみのある母性的な美女。胸はかなりある。基本的に平和主義的で、他の住人の仲裁役に回ることが多い。のんびり屋でマイペース。周囲のリズムに合わせない性格をしている。おっとりした性格と優しさ、その肉体ゆえに異性のファンは多いらしい。また、恋愛感情とは別に、すぐに人に抱きつく癖があり、それもまたファンを増やす一端となっているようだ。
「何? ここが痛いの?」
「えへへ、そうよね。先生なんかじゃ‥‥だめよね」
「ねぇ‥‥先生じゃ、ダメかな?」
22号室:倉亜紀(くら・あき)
真名:グラーキ(51)
立場:アーカム女学校高等部
性別:女 外見年齢:16
A/3D R/3D
D/3D C/4D
能力発現:針、ゾンビ(+3)
属性:記憶喪失、ショートヘア、忍者
いつもどこを見ているのか分からない目をした不思議少女。短く切られた白い髪と、青い目、発育のいい体を持つ。日本人としての名を与えたのは『にゃる』であり、実際には人種、国籍なども不明。アパート内で起こる出来事にも基本的に無関心。窓辺やベランダ、廊下の隅、屋根の上などでぼんやりと空を見つめていることが多い。話し掛けたり、恋愛のアプローチを仕掛けても無視されることがほとんどだろう。しかし、火急の事態や絶対的な危機にあたって、適切な助言や助けを与えてくれることもある。また、なぜか針やクナイを隠し持つことが多く、それを投げての攻撃が得意。
「忙しいんです‥‥話しかけないでください」
「‥‥一体、いつまで、ここにいるんですか?」
「よく、わかりません。わたしの知らない感情です」
24号室:赤山郁(あかやま・いく)
真名:イグ(53)
立場:アーカム女学校高等部
性別:女 外見年齢:16
A/6D R/2D
D/2D C/3D
能力発現:蛇(+4)
属性:巫女、つり目、寂しがり、剣士
身長170近い、均整の取れた体格の日本人女性。いつも濡れているような長い黒髪、端正な容姿と勝気な性格、どことなく不安げな仕草。また、常に巫女服を着ているため浮いているが、自覚していない。郷里から遥か離れた土地に来てしまったがゆえに、軽いホームシックにかかることが多く、常に心の支えになってくれる人物を求めている。初対面の相手には硬い態度をとるが、本人自身はひそかにそうした自分を嫌っており、みんなと仲良くしたいと思っている。文系だが、ベースはむしろ薙刀使いであり、東方の多くの武術を習得している。東洋における各種の呪術やオカルト知識にも詳しいが、土着的な部分が多分にあるため、見識は狭い。
「ここはわたしの土地から余りに遠い‥‥」
「‥‥っ!もういいっ、おまえなんか知るものかっ!」
「わ、わたしには、おまえが‥‥‥‥」
33号室:くとる&はすた
真名:クトゥルフ&ハスター(55、56)
立場:異邦人
性別:女 外見年齢:7
A/2D・4D R/2D・3D
D/4D・3D C/5D・3D
能力発現:海(+5)/風(+5)
属性:ロリ、無垢、双子、ひきこもり、活発
ふわふわした、奇妙な色の髪を足首までつきそうなほど長く伸ばした双子。まだまだ子供と言っていい年齢に見える。くとるは緑、はすたは黄色の髪をしていて見分けることはたやすい。この髪はいくつかの房に分かれ、丁度蛸の脚のようになっている。国籍、出身地共に不明であるが、誰もそのことに触れようとはしない。アパートのマスコット的存在であり、性別や年齢に関係なく、みんなから愛されているようだ。
くとるは基本的には食べているか寝ているか、さもなくばゲームをしているかで、外にはあまり出ようとはしない。部屋でごろごろしていることが多く、言動もぼんやりしがち。一方、はすたは窓辺やベランダ、廊下の隅、屋根の上などで日向ぼっこをしていることが多い。小動物的な愛らしさを持ち、好奇心旺盛。いつもぼんやりしたくとるに、激しいツッコミを入れるが、内心では姉を愛し心配しているようだ。
くとる「あれー? どうしたんですかー?」
くとる「や、やめてくださいー、お外はやですー」
くとる「えっと、その、そんなこと言われてもー」
はすた「えっ? うん、いいよ、いいよ?」
はすた「っ! 死んじゃえっ!」
はすた「よくわかんない。でも、一緒にいたいな♪」
35号室:エヴァ=スティトゥル
真名:イブ=スティトゥル(62)
口調:「わたくし~ですわ」
立場:アーカム女学校中等部
性別:女 外見年齢:13
A/2D R/3D
D/5D C/3D
能力発現:黒い欠片(+5)
属性:ゴスロリ、陰鬱、見下し
黒いゴスロリドレスに身を包んだ、人形のような白人少女。黒く長い髪と、金色の瞳を持つ。陰鬱な空気を常に漂わせており、気が付けばじっと影から人を見てたりすることも。人と接することが苦手ながら、ある程度気を許した相手には高慢に接してしまうため、なおさら友人が少ない。貴族風の態度でいつも不満そうにしているが、ストレートな感情をぶつけられると脆いところも。夜になると部屋に黒い影が出入りするところが見かけられ、吸血鬼ではないかと噂が立っている。
「何か御用ですの?」
「……少し、図々しくってよ?」
「お答え、できませんわ」
41号室:ウェンディー伊坂(いさか)
真名:イタクァ(52)
立場:ミスカトニック予備校生
性別:女 外見年齢:20
A/3D R/4D
D/2D C/4D
能力発現:氷・冷気(+4)
属性:無表情、長身、寂しがり、電波
細身で背の高い(身長180cm近い)スレンダーな日系イギリス人女性。長く見事な銀髪と、冷たい美貌の持主であり、あまり表情を露にはしない。ついでに言うなら体の凹凸は少なめ。冷徹そうな外見に反して、内面は寂しがり。孤独なスタンスを好むが、本当に無視されるのは嫌い。意外な可愛さを見せることも多い。もっとも、初対面では少し口うるさく、堅苦しい人物に見える。友達も少ない。言動は少しエキセントリック。初対面の相手でも捕まえ、連れまわし、また気まぐれに突き放してしまう。 連れ去られた者は失踪後何週間か何ヶ月かしてから発見されるが、すさまじい高さから落下したように半分土に埋まり、 激しい苦痛の表情を浮かべて凍りつき死んでいるという‥‥あれ?
「そう‥‥じゃあ、一緒に行こっか?」
「じゃあ、どうして一緒に来てくれないのよっ!」
「うん‥‥好き。ずっと、こうしてたい‥‥」
44号室:キザイア・メイスン
正体:悪の魔女(14参照)
立場:アーカム女学院初等部
性別:女 外見年齢:10
A/3D R/4D
D/2D C/3D
能力発現:黒魔術、使い魔(+1)
属性:ロリババア、ドジ、オカルト
かつてアーカムを恐怖に陥れた悪の魔女。転生復活により、幼女として復活。黒系の衣服を好み、マントを標準装備。使い魔のブラウン・ジェンキンを連れて、黒魔術のための実験台を探して回っている。魔女としての力は一級だが、女性としての色恋ごとには未熟。人のぬくもりを知らず、『にゃる』に身の程知らずの対抗心を持つが、毎回適当にあしらわれている。
「のう、少しわしの実験台になってみぬか?」
「ちっ、近寄るでないわ!」
「ちと早いが、次の転生に協力を……いいじゃろ?」
52号室:ジョン・ディー
正体:黒魔術師(44参照)
立場:ミスカトニック大学教授
性別:男 外見年齢:10
A/3D R/5D
D/3D C/2D
能力発現:黒魔術(+2)
属性:ショタ、オカルト
ネクロノミコンをラテン語訳した中世イギリスの大魔術師。転生の魔術により現代に蘇る。10歳、飛び級により、ミスカトニック大学客員教授。やたらと偉そうな美少年。
確かなオカルト知識を持ち、ほとんどの怪物への適切な対処方法を知るが、野心的で信用ならないところも多い。他の入居者に対しても利用しているという内心をまったく隠さない。
「ふふん、興味深い研究対象が入居したものだね」
「役立たずが」
「いいね! キミは予想以上の逸材だ!」
55号室:道 桜春(タオ・ロウチュン)
真名:ダオロス(61)
立場:アーカム女学院高等部
性別:女 外見年齢:15
A/3D R/5D
D/2D C/2D
能力発現:未来視(+5)
属性:薄幸、チャイナ、天才
名前にコンプレックスを持つため、自分のことを苗字で呼び、名前で呼ばれると怒る。不幸そうな細身の少女(撫で肩で胸はあまりない)。銀色の腰まである髪を、伸ばしたままにしている。チャイナ服を主に着用し、おどおどとした態度を取る。若干引きこもりぎみ。理数学的天才であり、あらゆる事象を計算し予測する予言者的存在。もっとも、その能力ゆえに自身は孤独であり、他の住人とも今ひとつ仲良くできずにいる。実際には他の住人からも十分気にかけられているのだが、自身の性格が人間関係を作ることにおいてマイナスに働いているのだ。
「ええ。そのことはすでにわかっていました」
「その言動を否定します」
「‥‥道はあなたが好きなのかもしれません」
61号室:ヨグ・ソトースフィールド
真名:ヨグ=ソトース(63)
立場:アーカム女学校中等部教師(語学)
性別:男 外見年齢:10
A/4D R/5D
D/2D C/2D
能力発現:時空(+6)
属性:ショタ、メガネ、スーツ
幼い身でありながら、天才として教員資格まで手に入れた少年。手には長大な『銀の鍵』と呼ばれる杖を持つ。無数の玉虫色の球の集合体を周囲に漂わせている。基本的にはいい人。素直でナイーブな少年らしい心をもっているが、一部モラルや常識に無知だったり、おせっかいなことをしたりする。教師としては有能か無能か判別つけ難い人物。
ただし、以前教員として勤めていたダンウィッチ高校で、ウェイトリー家の令嬢と不純異性交遊が見つかり、放逐されたという噂がある。
「ハイ、なんでしょう?」
「すみません、僕はあなたを許せそうにありません」
「えーっ!? えっと、そのっ、あのっ」
62号室:シェブリー・グレイス
真名:シュブ=ニグラス(64)
立場:ミスカトニック大学生
性別:女 外見年齢:23
A/5D R/3D
D/2D C/3D
能力発現:召喚(+6)
属性:関西弁、ツインテール、母性、家庭的
明るい笑顔が印象的な、ツインテールの女学生。黒髪と赤い瞳、黒い肌、豊満な体を持つ。家庭的で、ブラックロッジの掃除、料理などを率先して行う。恋愛についてはとてもオープンかつフリー。自由恋愛主義的で、その場の気分で相手を選んでいるようなところがある。このために恋愛関係のトラブルを起こしたり巻き込まれたりすることも多いが、本人は気にしていないらしい。面倒見よく、裏表の少ない性格であり、悩みの相談などを受けることも多く、相談を受けやすい。
「なんや? 何、人のこと見とるん?」
「もうええわ、あんたとは会いたない‥‥」
「ええよ‥‥後で、部屋に来て」
66号室:似瀬川にゃる(にゃるせがわ・にゃる)
真名:ニャルラトテップ(なし)
立場:?
性別:女 外見年齢:?
A/?D R/?D
D/?D C/?D
能力発現:偶然(+?)
属性:不思議、ヒロイン
通称『にゃる』。薄茶色の長い髪の少女……の場合が多い。頭頂部に不自然な盛り上がり方をした髪が一房ある他は、ごく普通に見える『にゃる』は入居人たちをからかい、導き、己の求める方向へと向かわせようとする。あらかじめ全てのシナリオを書き終えており、執拗に入居人たちを操ろうとする。あるいはただ、気まぐれにものごとを引っ掻き回しているだけない。
『にゃる』は、セッションによって任意の口調、立場、年齢、性別、性格、能力値を持つものとしてよい。特に能力値はセッション中にでも任意に変更してよい。入居者の行動が特に問題ないなら、能力値を3D、発現を+3程度として判定するといいだろう。またブラックロッジ存続の危機に関わるなら最大6D、発現+7程度まで増加させてよい。
77号室:AZ(あず)
真名:アザトース(66)
立場:???
性別:女 外見年齢:4d6
A/無効 R/無効
D/無効 C/無効
能力発現:宇宙消滅(+20)
属性:睡眠中
住人とは主に夢の中で接触する、謎の女性。出会うごとに年齢も異なる。一部の強力な住人しか知らない別軸宇宙の部屋、77号室で常に眠っており、AZが目覚めれば世界は消滅し、セッションは失われ、このシステムも最初からなかったこととなる。入居者がAZを起こそうとしたなら、『にゃる』による本気の妨害を行うこと。
AZは時として寝言で、何らかの託宣を行うことがある。これを聞いた者はアザトースに遭遇した場合と同様のRS50を受ける。
「すひゃー、んにゅー……」(基本寝息)
<アーカム計画/魔物・人物表>
セッション中、事件が必要となったならこの表を振ること。振った出目の神話生物や人物が登場する。
51~66の出目が出た場合、基本的には対応した入居者が登場する。ただし、完全な敵としてその『落とし子』を出してもよい。落とし子は、本来の神や旧支配者の半分のRSを与え、あらゆる判定でボーナスが半分になる(切捨て)。
■データ記載方法
RS:その魔物を初めて見た入居者が受けるリサーチ攻撃。
魔物同士やNPCはこの影響を受けない。
A:魔物のアクション判定とその修正。
R:魔物のリサーチ判定とその修正。
D:魔物のドラマ判定とその修正。
C:魔物のコメディー判定とその修正。
11:食屍鬼(RS10)
A/3D R/3D
D/2D+1 C/2D-1
尖った耳、発達した犬歯と鉤爪、また獣状の尻尾を持つ種族。奇妙な獣性と貴族性を両立させており、ある種の美しさを持つ。夜行性で、常に人里近く(主に地下)に住み、死肉を好んで食らうが、生きた人間も食べようとする。彼らに育てられたり、ある種の素質を持つ人間は後天的にグールに変形してしまう。高い知性を持ち、人間についてよく知っている。自由を好み、シニカルで、人間的モラルやタブーを犯し、面白おかしく過ごすことを好む。また、いかなる神も畏怖こそすれ、崇めはしない。
12:深きもの(RS12)
A/2D+1 R/2D
D/2D-2 C/2D-2
深海に住む魚人。体は青緑色で、生臭さを漂わせる。陸上では跳ねるようにして移動し、蛙のような声で鳴く。クトゥルフやダゴンを崇拝し、世界各地の水辺で活動している。半ば不死に近い長命。人間と交配可能。混血児は生後しばらくは人間の姿だが、 やがて魚の特徴が表れ始め、 最終的には完全な深きものへと変貌してしまう。
13:人面ネズミ(RS12)
A/2+1 R/3+2
D/2 C/2+2
黒魔術師の使い魔にしてマスコット。ネズミのようだが人間に似た顔を持つ。 足先は人間の手のようで、口には強く鋭い牙を備える。新たな所有入居者が現れない限り、通常は44号室のキザイアの部屋にいる。彼女の生命と直結した魂を持ち、彼女が死なない限り不滅。
14:ミ=ゴ(RS12)
A/2D+1 R/2D+2
D/2D-2 C/2D-2
ピンク色の甲殻生物。最後部の一対の脚で二足歩行可。背からは羽虫状の翼が生え、頭部は短い触角で覆われた渦巻き状の楕円型。星間飛行能力を持つが、大気中ではゆっくりとしか飛行できない。羽音のような声で会話可能。肉体は特殊な物質で構成されており、 肉眼で視認できても、カメラ等機械類では捕らえられない。死体も、2~3時間で溶解して消滅する。
ユゴス星(冥王星)に前哨基地を持ち、太古より鉱物資源採掘のため、地球を訪れている。なお、彼らには「女王」と呼ばれる特異な存在がおり、それにより全てが支配されているらしい。高度な知能とテクノロジーを持ち、中でも生物の脳髄を生きたまま取り出して金属製の円筒に入れ、生存させる手術が代表的。
15:蛇人間(RS12)
A/2D+1 R/3D+3
D/2D+2 C/2D
蛇が直立したような姿をしており、二本の腕と二本の足、蛇の頭と尾を持つ。古代に栄え、高い文明を築いたが、三畳紀に衰退した種族。高知能で、高度なテクノロジーを持ち、不死の秘密を発見して、何万年も生き続けている者もいる。人類の繁栄に対して嫉妬の念を抱いてか、常に陰謀を企てているようだ。 人間に変身する魔術を心得ており、 歴史上、人間に化けた蛇人間による陰謀は多々あったとされる。
16:古のもの(RS15)
A/2D+1 R/3D+2
D/2D C/2D-2
ウミユリ型の半植物生命体。星型の頭、円筒型の胴、多様な触肢と翼を持つ。翼は通常、胴に収納されている。強い生命力を持ち、真空や温度変化・圧力に耐性を持つ。約20億年前に地球に飛来し、文明を築いた。奴隷として「ショゴス」を創造し、地球の派遣をめぐり他種族と戦争を繰り広げた後、数百万年前に南極大陸に追いやられる。その後、衰退し多くの能力と文明を失い、最後はショゴスの叛乱により滅んだ。しかし、深海や南極には今も、冬眠状態の彼らが多く存在する。
21:夜のゴーント(RS15)
A/3D+1 R/3D+1
D/2D-2 C/2D-1
貌の無い頭、蝙蝠のような翼、 二本の角、刺のついた長い尾、滑らかな黒い皮膚を持つ怪物。主に夜、集団で活動する。知性は低く、ある種の言語をわずかに理解する程度である。対象を捕まえて連れ去り、知る中で最も恐ろしい場所に置き去りにする。 犠牲者が抵抗したなら、くすぐってくる(R攻撃)。相手が手強いと判断した場合、上空で手を放し地面に叩き付けようとする(A攻撃)。
22:ガグ(RS16)
A/3D+4 R/2D-2
D/2D-2 C/3D
身長7メートル以上の巨人。毛の生えた腕の肘から先はさらに2本の手に分かれる。その顔には、牙のむき出しになった口が、顔に縦方向に開いている。凶暴な性質で知能は低い。地下でしか生活できず、地底に野蛮な文明と都市を築いている。常に飢えており、あらゆる生物を貪り食らうが、自身より強大な存在に対してはひどく臆病。また、グールを迷信的に恐れる。
23:ビヤーキー(RS12)
A/2D+2 R/2D+1
D/2D-2 C/2D
大きな翼を持ち、常時飛行している怪物。蜂に似たシルェットで、胸部と腹部から二本ずつ脚が生えている。獲物に忍び寄る時以外は、常に金切り声を立てている。小惑星や彗星の核に棲む。肉食で、地球上の生物を食べることも多い。星間飛行能力を持ち、ハスターに奉仕しているが、知能が低いため、ハスター信徒以外には肉食獣と変わらない。
24:シャンタク鳥(RS12)
A/3D+2 R/2D
D/2D-2 C/2D+2
象よりも大きな体、馬に似た頭部、鱗に覆われた体を持つ、コウモリのような有翼生物。洞窟に住み、翼は常に霜や硝石にまみれている。知能は動物並。「夜のゴーント」を極端に恐れ、姿を見ると恐慌をきたす。神やその信徒に乗馬として使われることが多く、星間飛行能力を持つ。しかし、乗り手が油断していると「アザトース」の玉座へと連れて行かれてしまう。
25:イスの偉大なる種族(RS15)
A/2D+1 R/3D+5
D/2D-2 C/2D-2
大きな円錐の先端に、四本の触肢を持つ怪物。触肢の内、二本は先端が鋏、一本はラッパ状の器官、一本は、感覚器官となっている。高い知性と長い寿命を持つ。古代、超銀河世界イスから飛来した精神生命体。飛来と同時に当時の地球にいたこの生物の体を乗っ取った。 精神を過去や未来へと送り込み、適切な対象と精神交換する能力を持つ。この方法で、彼らは時空を多くの星と時間を征服してきた。並々ならぬ知識欲を持ち、 他時空研究のため、精神交換して回る。特に、アーカム周辺は彼らの知的好奇心を刺激する事件が多いらしく、その交換頻度は高い。犠牲者は異界の偉大なる種族の肉体で、自分のいた世界について記述させられる。その代わり、彼らの世界を自由に見て回る事が許される。 この交換は数年の期限で行われるため、アーカムの識者らは「交換留学」と呼んでいるとかいないとか。
26:星の精(RS16)
A/2D+3 R/2D+2
D/2D-2 C/2D-2
目に見えない吸血怪物。哄笑や、クスクス笑う声を立てる。血を吸った直後や塗料を浴びた際のみ、一時的に姿が見えるようになる。巨大な胃袋と、鉤爪、体液を吸い取る無数の触手だけがあり、頭も顔も目も無い。浮遊能力を持ち、大気中や宇宙空間をかなり自由に行動できる。 それなりの知性はあるが、人間を食物としか考えていない。
31:忌まわしき狩人(RS18)
A/3D+4 R/2D
D/2D-2 C/2D+2
全長約12メートル、コウモリ状の翼を持つ黒く巨大な蛇に似た怪物。素早く、狡猾。非常に高い知性を持っており、人間の言葉を話す事も可能。ただし、光に弱く、日中は2,3時間しか活動できない。『にゃる』によく仕え、猟犬として活躍する事が多いが、常に殺戮を求めており、荒事以外には役に立たない。
32:ティンダロスの猟犬(RS18)
A/3+3 R/3+3
D/2-2 C/2-1
時の果てに住む四本足の怪物。 長い管状の舌を持ち、それによって犠牲者の何かを奪う。その肉体は異質の原理で構成され、一説には宇宙の邪悪全てが、痩せて飢えきった体に凝縮しているともいう。部屋の隅などの120度以内の角度がある所からならどこからでも穢れた煙と共に出現する。時空を超えて犠牲者を追いかける絶対の追跡者。何どこまでも追跡し、獲物を殺す。
33:黒い仔山羊(RS20)
A/3D+4 R/2D
D/2D-2 C/2D+2
3~6メートルの、のたうつ触手の塊。触手の太い部分にはいくつもの大きな口があり、 蹄のある脚を3~4本持つ。「シュブ=ニグラス」の落とし仔であり、彼の神の信仰と密接な関係を持つ。母親の代わりに生け贄を受け取ったり、礼拝されたり、信徒以外の者を殺したりすることがその主な役割。会話は不可能だが、それなりの知能を有するものと考えられている。
34:クトーニアン(RS20)
A/3D+6 R/2D-2
D/2D C/2D+4
地下に住む巨大な怪物。 円筒形の胴体で、前部は触手の塊である。地下数キロメートルで一生を過ごすが、地震や噴火などによって稀に地上に姿を見せる。地殻を動かす力を持ち、数匹が力を合わせれば大地震を起こせる。 また、岩盤を容易に掘り進むことができ、溶岩なども平気。ただし、大量の水は苦手で、水を避ける性質がある。さらに、高い知能と強いテレパシー能力を持ち、世界中の仲間と交信できる。また、離れた人間を操る(Rの攻撃/12)こともできる。人類に対して特に敵意は持たないが、幼虫は成長のため地上の生き物を襲う。幼虫を殺したなら、親虫も黙ってはいない。
35:ショゴス(RS20)
A/3D+5 R/2D
D/2D-2 C/2D-2
「古のもの」に創造された不定形生物。望む器官を自在に作り出すことができる。「テケリ・リ」という独特の鳴き声をあげる。本来、低い知性しか持たなかったが、次第に「古のもの」を模倣し、高い知能を作り出し、反抗した。現在は野生化したり、他の旧支配者の奴隷として使われたりしている(いずれも今では低知能)。非常に生命力が強く、魔術的な手段でしかダメージを与えられない。
36:ダゴン(RS20)
A/3D+5 R/2D-2
D/2D-2 C/2D-2
深きものが限界まで成長したものとも、希少種族とも、独自の力ある存在とも言われており、詳細は不明。鱗と粘液に覆われた体を持つ半魚の巨人。活動的で自由に動き回るが、人間の前に現れることは少ない。深い海中に生息していると思われる。深きものに神として崇拝され、奉仕されている。
41:ハーバード・ウェスト(RSなし)
口調:「僕~サ」
A/2D R/5D
D/2D C/4D
ミスカトニック大学医学生。21歳、眼鏡と白衣が似合う痩せ型の男。天才として知られるが、研究室に篭っており、蘇生薬の開発に全てを捧げている。人間関係が苦手で、やや自閉症気味。研究を第一と考えるあまり、他者を省みない性格になってしまった。現在、彼が開発した薬品は蘇生こそさせるもののあまり完全とは言えず、死体を凶暴なゾンビ(グールとして扱う)に変えることも多い。もっとも、臨床実験に焦る彼は、死体を見かけさえすれば即座に薬を使用しようとする。なお、『にゃる』が望めば彼の薬は完全な蘇生を行わせる。理不尽な事故で死亡した入居者や、殺すだけではなまぬるい入居者に対し、彼が呼ばれ薬が用いられることがある。
42:ラヴィニア・ウェイトリー(RSなし~16)
口調:「わたし~よ」
A/3D R/2D
D/4D C/4D
かつてダンウィッチでヨグ・ソトースフィールドと関係を持ってしまった女学生。現在20歳。ヨグとの間に、名状しがたい子供や、天才的だが犬より弱い子供を産んだという。豊満かつ美しい女性だが、今もヨグに執着しており足取りを探している。彼の居場所を見つければ、彼女は狂乱状態に陥りつつやって来ることだろう。恋に狂った彼女の様相は、グールより恐ろしいと有名だ。一度、ヨグと付き合っているように見えたシェブリー・グレイス女史に対し刃傷沙汰を起こしたこともあるとか。
43:ランドルフ・カーター(RSなし)
口調:「私~だよ」
A/2D R/4D
D/3D C/4D
27歳。ミスカトニック大学客員教授。時折、次元の果てに旅立っていく謎の人物。様々な神・魔物と親交を持ち、半ば調停役として活動している。眼鏡と無精髭が印象的な好男子。ただし、平和を好まない『にゃる』からは少々煙たがられている。別次元からアストラル体で現れることも多い。
44:ネクロノミコン(RS20)
A/0D R/5D+1
D/4D C/3D
最もおぞましい事実が書かれている魔道書。RSは読んだ際のみ発生。また、この本の能力値は基本的に受動側として判定するためのものだが、誰かが読んだ際には能動的に攻撃などとして使ってもよい。ネクロノミコンは通常、52号室のジョン・ディーの部屋か、あるいはミスカトニック大学図書館の書庫にある。
45:ネフェル・カ(RS10)
口調:「わらわ~じゃ」
A/3D R/5D
D/2D C/4D
エジプトの黒いピラミッドの奥、暗黒の棺に眠っていた……と自称する少女。外見年齢18歳前後。瑞々しい褐色の肌と、時代錯誤な黄金の宝飾品で身を飾っている。かつてある邪神を崇め、不死を授かったらしいが、現代社会に馴染めず今はミスカトニック大学の資料室奥に隠れ住み、深夜に図書館を徘徊するのが日課だとか。尊大で気難しいが、『にゃる』の名を出せば途端に友好的となる。もし、初期に彼女と縁を結んだ入居者が誰もおらず、彼女の登場イベントが発生したなら、彼女の入った棺がブラックロッジの敷地内で穴を掘っていて見つかったものとなる。
46:シスター・ナイ(RSなし)
口調:「私~です」
A/4D R/5D+2
D/4D C/4D
暗褐色の肌を持つシスター。経歴、国籍、年齢、人種などは不明。妙齢の女性の姿をしているが、相当な戦闘力を持ち、魔術や異端についても豊富な知識を持っている。もっとも、シスターとして実際にどのような宗派、教会に属しているか知る者はいない。半ば自由人として放浪している人物。ブラックロッジにやってくることが多く、『にゃる』とは懇意の仲らしい。入居者らにあやしげなアイテムや儀式を教えることも多い。しかし、彼女が持ち込んだトラブルによって、ブラックロッジが崩壊の危機に陥ったことも一度や二度ではないという。
51:グラーキ(RS20)
A/3D+3 R/3D+3
D/2D+3 C/2D+3
湖の底に住むという巨大なウミウシ状の怪物。全身に無数の鋭い針が生えており、三つのナメクジめいた目を持つ。高い知能と精神操作能力を持ち、心弱い存在を催眠状態にして引き寄せることができる。また、引き寄せた存在を針で貫くことでゾンビのような従者(データは食屍鬼を参照)を作り出す。自身の従者による教団を支配しているらしい。
52:イタクァ(RS24)
A/3D+6 R/3D
D/2D C/2D+6
そそり立つ人型の黒雲のように見え、目にあたる場所に二つの光が輝いている。もっとも、実体を持っており、雪上には巨大な足跡を残す。
見つけた知的生物を捕まえ、連れ去る。 犠牲者は数ヶ月後に発見され、高所から落下したように半ば土に埋まった状態で、 激しい苦痛の表情を浮かべたまま凍り付いて死んでいる。ただし、気に入った人間は殺さず、ウェンディゴと呼ばれる食人鬼に変化させてしまう(データは食屍鬼を参照)。
53:イグ(RS20)
A/3D+6 R/3D+4
D/2D+2 C/2D+2
半人半蛇の蛇神。蛇の頭を持った鱗ある人間の姿をしている。世界各地で姿と名前を変えて信仰されている。常に蛇の一軍を率いており、顕現の際には無数の毒蛇が絨毯のように現れる。邪悪な存在ではなく、自分や蛇に礼節を忘れぬ者には好意的。ただし、庇護下の蛇を殺した者には、恐ろしい呪いをかける。
54:ツァトゥグァ(RS20)
A/3D+7 R/3D+4
D/2D C/2D
古代に土星から飛来した旧支配者。本来は不定形だが、地球上では蝙蝠の毛と耳を持つ巨大な黒い蟇蛙のような姿をとっている。オクラホマ州の地下にある暗黒世界ン・カイに棲む。さして邪悪な存在ではなく、空腹でなければ、むしろ友好的。貪欲かつ怠惰であり、その力を振るうことは少ないものの、信徒の数は多く、それなりの勢力を持つ。基本的にン・カイを動くことはなく、生け贄を受け取ったり召喚に応える時以外は眠って過ごしている。
55:ハスター(RS30)
A/3D+8 R/3D+3
D/2D+2 C/2D+4
ヒヤデス星団のセラエノに棲む。全体の姿は蛸に似た触手の塊であり、鱗に覆われ、深海魚に似た頭部を持つ。人類や信徒に対しては完全に無関心だが、ビヤーキーを始めとする星間飛行生物から奉仕されており、地球上の信徒も少なくない。
56:クトゥルフ(RS30)
A/3D+8 R/3D+3
D/2D-2 C/2D+2
身長約30メートル。人間に似たシルェットを持つが、頭部は蛸に似た触手の塊で、手足には鉤爪、背中には翼、全身は鱗に覆われた不気味なゴム状。肉体をある程度自由に伸縮することができ、おぞましい動き方をする。太古の地球に飛来し、都市ルルイエで眠りにつき、その後の地殻変動によりルルイエ諸共海底に沈んだ。クトゥルフは覚醒すれば、再び地球を支配すると言われる。強いテレパシー能力を持ち、人間に己の夢を送り込んでくる。その為に狂気に陥る者も多いという。
61:ダオロス(RS45)
A/無効 R/3D+4
D/3D+4 C/3D+5
無数の半球体と金属棒がいくつも幾何学的に組み合わさり渦巻くように広がり、輝く存在。見ていれば狂気に囚われることは間違いない。さらに、それに触れたものは全て、異次元の彼方へと放り出され、二度と帰ってくることはできないという。異次元への門そのものとも言えるダオロスに、何かを思考したり望んだりすることができるかは不明だ。とはいえ、その能力ゆえにダオロスは魔術師たちによってしばしば呼び出され、異世界へとつながる門の役目を果たす。
62:イブ=スティトゥル(RS40)
A/3D+10 R/無効
D/3D+3 C/3D+3
黒いタールのような表皮を持つ巨人。頭部では、虚ろな目が別々に滑るように動きまわっている。頭部から下は大きなひだで覆われ、マントを身につけているように見える。ひだの中には無数の夜のゴーントがいる。次元の彼方において、回転するように踊りながらあらゆる空間と時間を見通している。血液は「黒片」と呼ばれ、信徒らに召喚される。薄い破片として現れ、犠牲者に次々と張り付き、その精神を消滅させていく。その後、黒片は消えるが、犠牲者の精神はイブ=スティトゥルに吸収されてしまう。
63:アブホース(RS36)
A/3D+2(受動時のみ+20) R/3D
D/2D+2 C/3D+5
巨大な灰色の水溜まり。中からは絶え間なく生命の塊が形成され、這いずりながら離れようとしている。 水溜りから延びた無数の触手は、これらをつかんでは貪り食らう。稀に触手から逃れ、自立する落とし仔もいるが、それらに対してアブホースは無頓着である。知性を持ち、テレパシーで会話も出来るが、地上や人間に関して疎く、興味も持っていない。女性的で皮肉屋と言われる。人間の崇拝者はほとんどおらず、地下世界の生物が礼拝しているらしい。
64:シュブ=ニグラス(RS40)
A/3D+10 R/2D+3
D/2D+8 C/無効
古代から崇拝されてきた豊穣の女神。泡立ち、ただれた雲状の塊の姿をとる。常に形を変えており、黒い触手や、粘液を滴らせる口、蹄の付いた足などを形成する。出現と同時に、「黒い仔山羊」を産み放つ事も多い。次元の歪みを超えて姿を現わす事ができ、どのような防壁も無効化する。他の神や生物と接合して、黒い仔山羊以外の仔を生む事もある。知能を持たず、仔を産み続けるのみの存在であるが、信徒は多い。
65:ヨグ=ソトース(RS40)
A/3D+10 R/3D+10
D/無効 C/無効
時空を超越した所に在る神。無数の玉虫色の球の集合体の姿をしている。 常に形を変え、球同士で接近したり離れたりを繰り返す。大きさも常に変わり、巨大になったり、人間と代わらないほどになったりする。全ての時間と空間に隣接し、あらゆる時間と場所に現われる。それ故に、彼に触れることは、乱れた時間の流れに身をさらすことに等しい。分子以外の物質は瞬時に塵と化したり、老化や若返りを起こす。自我を持たず、時間と次元の門として存在するが、召喚にはよく応じ、様々な有機体の女性と交わることで、混血児をもうけることもある。 特に魔術師や賢者らに信仰され、その教団は強大である。
66:アザトース(RS50)
A/3+20 R/無効
D/無効 C/無効
宇宙の核とも呼ぶべき恐るべき存在。宇宙の中心に座し、奇怪な音色に合わせてその不定形の体をくねらせている。盲目にして白痴の混沌核であり、知能はない。ニャルがその代弁者と言われることもある。アザトースを信仰する宗教は地球上には存在しない。彼は信仰に見返りも、喜びも示さない。もっとも、仮に召喚されたなら、アザトースは召喚者に宇宙に真理への素晴らしい洞察を与える。ただし、次の瞬間には最も恐るべき破壊と恐怖が召喚者とその惑星を襲うこととなるだろう。召喚されたアザトースはそこを宇宙の中心と変え、自らの居場所にふさわしく歪め、潰すのだ。
<壁のなかの鼠/各フロア部屋配置>
■■■■■■■
■①■②■③■
↓□□□□□↑
■⑥■⑤■④■
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□は廊下、■は壁
各フロア階段脇にトイレ(各フロア2)
1Fから共用の大露天風呂へ
1Fに数人で使用可能の個室風呂1つあり
「↑」は階段
1Fの下に地下室がある(基本的に倉庫として使用)
6Fの上に屋上がある(洗濯物干し場)