Ventangleサプリメント
『カチコミインベントリ』
新たに追加されるオリジンは7種類!
いずれもセッションに新たな要素を与えるものばかり!
それぞれに紹介キャラもいます!
PC以外として楽しむことはもちろん、
GMはシナリオフックやゲストNPCにも活用できます!
今回は7つのオリジンと、
その中の6人のキャラクターについて。
■ホムンクルス
「私? 私は……識別コード31073です。
覚えづらければサトー・ナナミで。
単なる語呂合わせですが。
この体で本名は名乗りたくありませんし」
デザインドヒューマン。
俗に劣化エルフとも呼ばれ、短命だが高性能。
社会的地位は低く、ハンターとして活動する者は基本的に誰かの奴隷か……さもなくば逃亡奴隷だ。
■ショゴス
「bンpウェアl、m、。ダg、ア――失礼、シマシタ。
アー、あー、これで発声器官、大丈夫デスね。
ンm%&dqハと申しマス。エ? 発音できない?
アー……ニモネイハとヲ呼びくださイ。
人類の発声器官にはまだ不慣れデス」
不定形なものの総称。
知性を得たスライム、実験で生まれた液体人間、実体化に失敗した神など様々な起源のものがいる。中には、幾億年前に古代種族に作られた怪物も混じっているというが……。
水分を必要とすること、不定形の肉体を活かせることから、下水や貯水槽に住み着く者が多い。
■アズミ
「ナマエ……ああ、名前ね。深海マナ。
久しぶりでも、意外と覚えてるものねぇ。
ふぅん、最中に呼びながらしたいの?
(めんどくさ……)
ん、マナって呼んで。そっちの名前は?」
謎めいた美しい海棲種族。
妖精の一種と自称しているが、吸血鬼のように大変革以前から存在していたとも噂される。
なお、データ上ではニンフ、セイレーン、ウンディーネ、ルサルカといった水妖の第二世代以後(ゴブリン参照)もアズミと同様に扱う。
アズミについては既刊『触手教典儀』も参照されたし。
■ヘラルド
「私めはクラミエル――
いと高き館の主、気高き王たる御方の使い。
偉大なる御方直々に祝福なされし託宣を運ぶべく、
貴方の前に惨状いたしました」
特定の神に仕える妖精。
天使、堕天使、ワルキューレ、アプサラスなどなど。
単なる「傘下の妖精」ではなく、その神に属する下位存在として確立したもの。神の命令に従わねばならないが、亜神として強力な力を得る。
■ゴブリン
「オレはリーマ」「ボクはフレキ」
「「よろしくー」」
「まー、オレたちは奴隷市場にキョーミないからな」
「飽きたら逃がしたげるよー、よかったね!」
((ゴブリンマーケットに裸で放り出すんだけど))
悪戯好きな小型の妖精全般。
妖精が人間と交われば、およそ半分の確率で妖精の子が生まれる。
こうした「第二世代以後の妖精」は「純粋な魔力で構成された妖精」より人間に近く、人間社会に順応しやすい。
とはいえ一定年齢から成長や老化もなく、性質も妖精に近づく。
ゴブリンはその名の通りゴブリンの子が大半だが、インプやコボルド、ドワーフ、河童、タヌキなどの子も同様のデータとなる。
■オーガ
「オレがブランディッシュだ。
喧嘩屋のオレを呼んだってこたァ、代理決闘だろ。
オーガ相手ってだけでブルっちまうチキンじゃねェよな?
一発で降参されちゃ欲求不満で暴れちまうかもしれねェ」
暴力的で大型の妖精全般。
彼らもまた「第二世代以後の妖精」だ。
ゴブリンに比べてその性質が露になる時は遅く、成長して社会に出てから己の血を目覚めさせる者もいる。
鬼とオーガが代表的だが、トロールやラクシャサ、フォモール、ミノタウロス、狒々など暴力的な妖精全般がオーガと総称されている。
そして最後に、ちょっと他とは根本的に異なるオリジン!
■アマチュア
一般人。
通常のハンターより弱いPCとして作成できる。
レベルも1減少するので、チンピラ相手でも油断できない。
俗に「ニュービー」と呼ばれるハンターがコレ。
追加ルールでさらに弱い0レベルハンターも作成可能。
(武器を持ってるだけの一般人ともいう)
本当にゼロから成り上がりたい、弱い立場で攻められたいPL向け。
紹介用キャラはいるが、諸事情で立ち絵はない。
実際のサプリを乞うご期待!